押さえておきたい3つのプラスチック射出成形基礎基本

【押さえておきたい3つのプラスチック射出成形基礎基本】

身近に存在するプラスチック。

あたなはいくつのプラスチック製品を持っていますか?

そんなの1個も持ってないって?

今あなたが叩いているそのキーボード、スマホもプラスチック部品が使われています。

いまやプラスチックを使用していない電気製品は何一つありません。

電気製品だけでなく、日用品から工業製品に至るまで幅広く使われています。

今日使った洗顔料にスクラブは入っていましたか?

そのスクラブもマイクロプラスチックと呼ばれる極小のプラスチック粒子かもしれません。

そんな思いがけないところにもプラスチックは使われています。

 

【いったいプラスチックって何なの?】

プラスチックは合成樹脂と呼ばれたり、簡単に樹脂と呼ばれたりすることがありますが、日本工業規格(JIS規格)では次のように規定しています。

 

プラスチック

高分子物質(合成樹脂が大部分である)を主原料として人工的に有用な形状に形づくられた個体である。ただし、繊維・ゴム・塗料・接着剤などは除外されます。

 

合成樹脂

合成によって作られた高分子物質でプラスチック、塗料、接着剤などの主原料である。熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂に大別される。

これに対して植物または動物から得られた樹脂形状物質を天然樹脂という。

 

高分子

分子量の大きい(例えば1万以上)化合物で、物性に対する分子量の影響が比較的小さいものをいう。天然高分子と合成高分子に分けられる。

 

プラスチックと合成樹脂の区別について簡単に説明するのは難しく、同義語と考えても大きな間違えはないでしょう。

 

このプラスチックを使用した製品を作るための方法は多々あるが、最も多用されている方法が射出成形という方法です。

射出成形ってどんなモノ?】

射出成形では、溶かしたプラスチックを注射器のようなもので押し出します。

これを射出といいます。

 

目標とする製品の形を作った空間に溶けて柔らかくなったプラスチックを押し込んで、その空間に充満します。

その後冷やして固めて、形になったものを取り出す方法が射出成形なのです。

 

製品の形の空間を持つ金属を金型と呼びます。

 

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射出成形機のホッパー(材料投入口)に投入された樹脂をシリンダ内で加熱・溶解し、

その樹脂を高圧で金型内に射出し、保持圧力をかけることで金型キャビティ形状に確実に転写する。

その後、成形品を金型内で冷却固化した後に金型を開いて取り出す成形法です。

 

【射出成形で製品を作るには何が必要なの?】

射出成形は、製品形状(や生産上の都合)に合わせて制作した金型に、可塑化溶融した材料を流し込み、金型内のプラスチックの温度を変えることで固化させて、金型から取り出す成形法である。

 

つまり大きく分けて

3つの要素=材料(プラスチック)、射出成形機、金型が必要とされ、

それぞれがうまくかみ合うことで、良い製品が生み出されます。

 

【まとめ】

・プラスチック≒合成樹脂=合成によって作られた高分子物質

=1万個以上の分子の集合体を人工的に有用な形状に形づくられた個体

・繊維・ゴム・塗料・接着剤はプラスチックではない

・熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂に分けることが出来る。

・射出成形という方法がプラスチック製品の製造の大部分を締めている。

・射出成形には材料・射出成型機・金型の3つが必要

 

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