プラスチック加工用ニッパーまとめ

【プロなら道具にもこだわろう!プラスチック加工用ニッパーまとめ】

>ニッパー(nipper)とは、針金、電線などを切断するための工具のひとつ。

>ニッパともいう。英語のnip(挟み切る)が語源。

 

>ニッパー

> 一般的には刃の中央に小さな穴の開いたニッパーが多い。

> そのニッパーは切断以外に被覆線中の導線を切ることなく被覆のみを

> はがすことができる。半田つけなどには欠かせない非常に便利な工具。

>硬線ニッパー

> 硬い針金、電線などを切断するためのニッパー。刃先が厚く、

> 切断に特化しているために刃にピット(くぼみ)は無い。

>精密ニッパー

> ICやLSIの結線部分を切断するなど精密作業用のニッパー。

> 刃先が薄く、切断面の形状も用途に応じて何種類か存在する。

>エンドニッパー

> 板から飛び出した釘の先端を切るような縦方向の切断に特化したニッパー。

> 先が刃になったやっとこ、もしくは巨大な爪切りのような形状をしている。

>斜めニッパー

> 刃先に角度がつけられていて、陰に隠れた部分の切断も可能なニッパー。

> 通常、他のニッパーのバリエーションとして販売されている。エンドニッパー的な使用も可能

>爪切り用ニッパー

> ネイルニッパーとも呼ばれる。通常の爪切りが指先の肉まで挟んでしまう可能性があるのに対し、

> ニッパー式爪切りはその不安が少ない。ただし、自分で切るのには向いていない。

> 介護用品として近年使用されることが多くなった。

>プラスチックニッパー

> プラモデル作製用だが、薄刃ニッパーや精密ニッパーと外観上大差はない。

> 切断能力がプラモデルの主要素材であるスチロール・ABSなどの

> 汎用プラスチックを極力綺麗な切り口で切りだすことに特化しており、

> 金属線などの硬質素材の切断をすると刃がなまったり最悪刃こぼれを起こすので注意が必要。

>大型ニッパー

> 空気圧で動作する工場用の据え付け式ニッパー。

> エアニッパーと呼ばれ、人力では不可能な部品の切断に使われる。

 

「ニッパー (工具)」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』より。 2013/8/28(更新日付)

射出成形などで作られるプラスチック製品は当然ながら、

3Dプリンターを使用して製品を製作する場合、現在のパーソナルプリンターの使用可能な材料のほとんどが、プラスチックであるため、使用するニッパーは主にプラスチック用ニッパーになる。

細かい仕上げなどの場合は精密ニッパーの使用も効果的である。

 
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プラスチック用ニッパーで有名なメーカーとしてはマルト長谷川(ケイバ)やフジ矢、ホーザンなどが有名である。

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プラモデルの製作しているタミヤもプラスチック用ニッパーを出している。

 

では通常のニッパーとは何が違うのか。

 

 

・刃先形状 平刃(ストレート刃)と丸刃(ラウンド刃)

通常のニッパー(強力ニッパーと呼ばれるニッパー)では、

製品面から少し浮いた部分のカットになってしまうので、少し凸になってしまうが、

プラスチック用のニッパーの場合は、製品面と密着させることができるので、

ツライチでカットすることができる。

ストレート刃のニッパーを使用するか、ラウンド刃のニッパーを使用するかは、

カットしたい面の製品形状によって使い分ける。

 

・普通刃と薄刃

薄刃ニッパーとは通常のニッパーよりも刃先が薄く、細く、シャープになっており切れ味がよくなっている。

刃先が細いので細かい部分やバリなどのカットも可能である。

刃が薄い分、強度が低いので刃こぼれ等には注意が必要である。

 

・サイズ

125 150 がメイン 少ないが175もある

まれに変なサイズのニッパーもある。

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・切断能力

ニッパーの切断能力はそれぞれ異なる。基本的には能力値は切断可能な径によってあらわされている。

それ以上のモノを切ると、うまく切れなかったり、刃こぼれを起こすことがあるので注意が必要である。

サイズの大きいニッパーの方が切断能力が大きくなる。

 

 

・角度

ニッパーにおける角度とは下記図に表わされる刃先の角度を示す。

主に15°~23°のモノが多い。角度が大きい物は35°ほどあり、斜刃ニッパーと呼ばれる。

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ちなみに角度とは別に幅が狭いニッパーは先細ニッパーと呼ばれる。

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溝部分にあるカット面などを切る時に使う。さらに細い部分をカットする時はピンゲート用ニッパーがある。

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・鋼材

プラスチック用のニッパーの鋼材には主に機械構造用炭素鋼、炭素工具鋼が使われることが多い。

鋼材の種類によって刃先硬度が異なり、硬度が高いモノの方が刃こぼれしにくい。

 

・バネの有無

バネ有りとバネ無しがあり、バネ有りの場合はニッパーの開作業がバネの力で自動に行われる。

デメリットとしては閉作業時にバネの力の分だけ力が必要になることぐらいである。

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・切断面の白化現象

切断面が白くなってしまうことがある。これを白化(はっか)と呼ぶ。

樹脂を切断する際に、負荷がかかり結合している樹脂の分子が引き離されるようになるため発生する。

なので、極力負荷がかからないように切断能力等を参照してニッパーを選ぶ必要がある。

白化してしまった場合は、白化した部分を爪でこすったり、ドライヤーで熱することで収まることもある。

ドライヤーで熱する場合は、樹脂が熱で変形してしまわないように少しずつ熱を加える必要がある。

また熱を加えるとその部分がテカってくるのでこの辺も注意が必要である。

コツは白化した部分だけでなく全体にふわっとかけることである。

 

・ホットニッパー

PMMA(アクリル)などの硬く脆い材質の物をニッパーでカットする場合、断面付近にクラック(割れ)が生じることがある。

これはカットする際に負荷がかかってしまうので発生する。

こういった場合はホットニッパーと呼ばれるニッパーの使用が有効である。

ホットニッパーとは刃先の温度を上げることのできるニッパーで、ゲートをゆっくりと溶かしながらカットするのできれいな切断面が得られ、クラック以外にも白化などの対策にも有効である。

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