射出成形技能士1級実技合格に必要な28のこと その⑩

⑩樹脂温度と条件の関係

樹脂温度と成形条件は密接に関係している。

途中で樹脂温度を変更してしまうと、今まで調整した条件が水の泡となる。

そうなると残された時間/材料で試験に挑むことになってします。

そういった観点から、樹脂温度の選定を侮ってはならない。

当然PSとPCどちらを先に成形するかという点も非常に重要な要素だが、

ほぼ100%でPS→PCの順番になるだろう。

この逆では非常に作業効率が悪く、合格することは困難を極める。

 

では順を追ってそれぞれの材料の樹脂温度設定について考えてみよう。

まずは最初の温度設定だが、最初にシリンダー内に入っているPEをPSに置換する作業を行う。この設定については注意が必要なので【射出成形技能士1級実技合格に必要な28のこと その⑯】で説明する

 
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なのでまずはPS樹脂の成形時の温度設定だが、

あまり細かく拘る必要はない。200°前後に設定し

ハナタレを防ぐ意味も込めてノズル温度は-10°程度だろうか。

 

次にPC樹脂だが、こちらは少し注意が必要となる。

通常は300°前後に設定することが多いが、製品の形状や不具合の関係から

300~330°程で設定する必要がある。

私は330-320-310-300-300と設定したし、それで問題無く成形し、一発で合格できた。

ちなみにPS→PCへのパージもこの温度で問題無い。

 

なぜこのような温度に設定したかは「⑳PC 糸ひき/スラグ」で解説する。

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